箱ひげ図作成ツール|データから無料で箱ひげ図を作る
箱ひげ図作成をオンラインで素早く行える無料ツールです。グループ名と数値を貼り付けると、中央値・第1四分位数・第3四分位数・四分位範囲(IQR)・外れ値を自動計算し、比較しやすい箱ひげ図をその場で描画します。登録やソフトのインストールは不要です。
1行につき「グループ名: 数値, 数値, …」の形式で入力します。コロンを省略した行には自動でグループ名が付きます。
入力形式のポイント
- 整数と小数、負の数に対応しています。空白・カンマ・タブは区切りとして扱われます。
- 比較したい集団を行ごとに分けると、複数の箱ひげ図を同じ尺度で並べられます。
- 欠損値や文字列は自動で除外されます。各グループには2個以上の有効な数値を入力してください。
箱ひげ図プレビュー
入力を変更すると、箱・ひげ・中央値・外れ値がリアルタイムで更新されます。
箱ひげ図の統計量を自動計算
グラフだけでなく、各グループの最小値、第1四分位数、中央値、第3四分位数、最大値、IQR、外れ値を一覧で確認できます。
| グループ | 件数 | 最小 | Q1 | 中央値 | Q3 | 最大 | IQR | 外れ値 |
|---|
箱ひげ図の作り方|3ステップで作成
この箱ひげ図作成ツールは、表計算ソフトの設定画面を開かなくても、元データを貼り付けるだけで使えます。分布の中心、ばらつき、偏り、外れ値を同じ図で確認できるため、テスト結果、実験値、売上、作業時間、アンケート得点などの比較に向いています。
平均値だけでは、値が集中しているのか、広く散らばっているのかを判断できません。箱ひげ図なら中央値と中央50%の範囲を同時に見られるので、複数グループの違いを短時間で把握できます。
データを貼り付ける
グループ名の後にコロンを置き、数値をカンマまたは空白で区切ります。1グループだけでも、複数グループの比較でも作成できます。
方向と外れ値表示を選ぶ
項目名が長い場合は横向き、一般的な比較には縦向きが便利です。外れ値は必要に応じて表示・非表示を切り替えられます。
統計量を確認して保存する
箱の位置と幅、中央値、ひげ、外れ値を確認し、PNGまたはSVGで保存します。SVGは資料で拡大しても輪郭がぼやけません。
箱ひげ図の見方|箱・中央値・ひげ・外れ値
箱ひげ図の箱は、第1四分位数(Q1)から第3四分位数(Q3)まで、つまりデータの中央50%が入る範囲を表します。箱の中の線が中央値です。中央値が箱の中央からずれている場合は、分布が左右どちらかに偏っている可能性があります。
本ツールのひげは、Q1−1.5×IQR以上かつQ3+1.5×IQR以下にあるデータの端まで伸びます。その範囲を外れた値は点で表示します。外れ値は入力ミスとは限らず、珍しいが重要な事例を示す場合もあるため、理由を確認してから除外を判断してください。
箱が短いグループは中央のデータがまとまっており、箱が長いグループはばらつきが大きいと読めます。ただし、サンプル数が極端に少ない場合は形が不安定になるので、統計量の件数も合わせて確認することが大切です。
中央値
データを小さい順に並べた中央の値です。平均値より外れ値の影響を受けにくく、代表値として比較しやすい指標です。
四分位範囲(IQR)
Q3−Q1で求めます。中央50%の広がりを示し、単位が同じグループ同士のばらつきを比較できます。
ひげと外れ値
ひげは外れ値を除いた範囲を示します。点で示される外れ値は、異常原因や特殊条件を調べる手掛かりになります。
四分位数と外れ値の計算方法
四分位数には複数の計算定義があります。このツールは、並べ替えたデータ上で位置を線形補間する方法を使用します。小標本では、教科書、Excel、統計ソフトの設定によってQ1やQ3が少し異なる場合があります。レポートでは、使用したツールまたは計算方法を明記すると再現性が高まります。
外れ値の判定には一般的な1.5×IQRルールを採用しています。下側境界はQ1−1.5×IQR、上側境界はQ3+1.5×IQRです。境界の外にある値を点として示し、ひげは境界内に残る最小値と最大値まで描画します。
外れ値を非表示にしても、入力データや統計量そのものは削除されません。見た目を簡潔にしたいときの表示設定であり、分析上の除外操作ではない点に注意してください。
| 要素 | 計算・意味 | 確認できること |
|---|---|---|
| Q1 | 25%位置の値 | 下位側の分布 |
| 中央値 | 50%位置の値 | 分布の中心 |
| Q3 | 75%位置の値 | 上位側の分布 |
| IQR | Q3−Q1 | 中央50%のばらつき |
| 外れ値境界 | Q1−1.5×IQR ~ Q3+1.5×IQR | 離れた観測値の候補 |
Excelで作る場合との違い
Excelで箱ひげ図を作成すると、既存のワークシートと連動させたり、詳細な書式設定を保存したりできます。一方、グラフ種類の選択、データ範囲の調整、系列の向きの確認が必要で、端末によっては箱ひげ図機能を使えない場合があります。
本ツールは、データを一時的に可視化したいとき、授業や会議ですぐ比較したいとき、ソフトをインストールできない端末で作業するときに適しています。入力内容はブラウザ内で処理され、サーバーへ送信せずに描画します。
継続的な集計や複雑なレポート管理にはExcelや統計ソフト、単発の確認や画像出力にはオンライン箱ひげ図作成ツール、というように目的で使い分けると効率的です。
すぐ作るならオンライン
URLを開いてデータを貼るだけで、インストールや会員登録なしに箱ひげ図を作成できます。
表と連動するならExcel
元データを頻繁に更新し、複数シートや数式と連携する業務では表計算ソフトが便利です。
厳密な分析なら統計ソフト
検定、信頼区間、高度な注釈、計算方式の指定が必要な研究用途では専用ソフトも検討してください。
箱ひげ図が向いているデータと注意点
箱ひげ図は、同じ単位で測った数値データをグループ間で比較する場面に向いています。例えば、学級別の点数、店舗別の客単価、製造ライン別の処理時間、条件別の実験結果などです。カテゴリ名だけのデータや、合計比率を示したいデータには適しません。
分布の山が一つか二つか、細かな隙間があるかといった形状は箱ひげ図だけでは分かりません。形そのものを確認したい場合はヒストグラム作成ツールを併用し、2変数の関係を調べたい場合は散布図作成ツールを使うと理解が深まります。
異なる単位のデータを同じ軸に並べると誤解を招きます。また、グループごとの件数が大きく違う場合は、箱の形だけでなくサンプル数も示してください。このページの統計量表では件数を確認できるため、画像と一緒に記録しておくと説明しやすくなります。
箱ひげ図作成のよくある質問
入力形式、四分位数、外れ値、保存方法について回答します。
はい。登録不要で、複数グループの箱ひげ図作成、統計量の確認、PNG・SVG保存を無料で利用できます。
ツール上は各グループ2個以上で描画できます。ただし、分布を安定して比較するには、目的に応じて十分なサンプル数を確保してください。
四分位数には複数の定義があり、小標本では補間方法の違いが結果に表れます。本ツールは線形補間を使用するため、Excelの設定や他ソフトとわずかに異なる場合があります。
自動的に削除しないでください。入力ミス、測定異常、特殊な事例など原因を確認し、分析目的とルールに基づいて判断します。
はい。1行を1グループとして入力すると、同じ尺度で複数の箱ひげ図を並べられます。縦向きと横向きも切り替えられます。
描画処理はブラウザ内で行います。使いやすさのため入力内容を端末のlocalStorageに一時保存しますが、外部サーバーへ送信する処理はありません。クリアボタンで表示中の入力を消せます。
PNGは一般的な資料向け、SVGは拡大や印刷向けです。提出先のルールに従い、必要に応じてデータ出典、単位、サンプル数、四分位数の計算方法を併記してください。
分布と関係を調べる関連ツール
箱ひげ図と組み合わせると、データの特徴をより詳しく確認できます。